2014年7月8日火曜日

謎のカメラマンdong

皆様お久しぶりです。

季節は6月に入り爽やかな初夏となるところ、地球温暖化の影響を受け連日30度を越し、
北海道でも最速となる37度を超えました。

そんな中、少しでもすがすがしい気持ちになるように一服の清涼剤となる写真をお届けします。

皆様も体力をつけ猛暑を乗り切りましょう。


《アローカリア》 30mにもなるアローカリアの幹より新芽がかわいらしく出ています。


《コーヒーの実》 コーヒーの実って樹が小さくてもこんな感じで実がなります。


《チランジア》 エアープランツの一種。葉の色、花の色が可愛い。


《ピンクッション 》針山に針を突き刺したような面白い花です。赤、オレンジ、黄色などがあります。


《ヘゴの新芽》 ヘゴは大きく葉を広げ日差しを遮りますが、
          広げた葉の間より日差しが覗くところがいかにも夏っぽいです。


《ワイヤープランツ》 細い針金に葉っぱがついたような不思議な植物です。


《多肉植物》 数多い多肉植物の一種。葉の中に水分を蓄えています。


《多肉植物2》 象の足のような多肉植物、メセン。ひそかにブームを作るか?



2012年10月22日月曜日

沖縄の植物生産者

こんにちは、営業企画部の橋本です。

いままで外構やお庭関係のご紹介をしてきましたが
今回はガラッと趣向を変えて、沖縄の観葉植物生産者のお話をしたいと思います。

街で目にする観葉植物。
この観葉植物たち、どこで育てられているかご存知ですか?

観葉植物の多くは、沖縄や小笠原等の温かい地方で育てられています。

これは、極楽鳥花という名前で切り花でも人気の、ストレリチアという植物です。

育てやすく流行の観葉植物ですが・・・



沖縄に行ったらこの通り。
なんと畑で育てられてます!


このセロームという植物も・・・











やっぱり地植え・・・
見渡す限りのセローム畑・・・ すごいです!





さてこの植物はなんでしょう?
みなさんわかりますか?
棒、棒、棒・・・ 温室中が丸裸の棒だらけ・・・
 
 



















ちなみに棒から葉っぱが吹くとこうなります。
この姿になると、皆さんも一度くらいはご覧になられたことがあるんじゃないでしょうか?
正解は、ドラセナコンシンネという植物でした!

 



















車で道を走っていると、東京では見ることのできない光景に出くわすこともあります。
土手にクワズイモが自生していたり・・・
 
 
 



















道端に巨大な旅人の樹が植わっていたり・・・
やはり沖縄って南国です。
東京の温室でヌクヌクしている観葉植物を見慣れている人にとって衝撃的でしょうね。

最近は東京でも、一部の観葉植物は外でも越冬するようですが
これも地球温暖化が原因のひとつなのでしょうか?

 
植物は二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出すといいますし
植物を飾ることって、実は地球環境に貢献しているのかもしれませんね。

次回はいつも通り、外構工事のご紹介をさせていただきたいと思います。
お楽しみに♪



2012年9月19日水曜日

庭をきれいに

皆様
こんにちわ。
サスティナブル事業部の中山です。

暑かった夏から、少しづつ朝晩の涼しさが感じられる季節になりました。

さて
本日は、夏前に行いました庭の手入れのお話をさせて頂きます。

こちらのお宅へは、普段、室内の観葉植物のメンテナンスでお伺いしていますが、
今回は 『庭を綺麗にしたい』 というご依頼です。
庭の手入れは今回当社で初めてさせて頂く状況でした。

まず、、、
シンボルツリーのヤシの手入れです。
8m程の立派なヤシは、電線に当たる部分や下葉などの不要な葉を落としました。

 

そして玄関に入りますと、
ストレリチアとシャクナゲが植えられており、
(画像だと見にくいのですが、1枚目の右側の赤い花がシャクナゲです。)
 
《Before》
《After》
シャクナゲを別の場所へ移植し、
赤い葉のニューサイランとラベンダーを追加で植えました。

ストレリチアは咲き終わった花や、要らない葉を切り落としました。
全ての植物に言える事ですが、
剪定する事によって新しい葉に必要な栄養を送る事ができ、
元気に成長させる事ができます。


他の場所も剪定致しました。

《Before》 
《After》

今回全ての場所の根元をバークチップから石へと交換致しました。
明るい色の石を選んだので、大分雰囲気が明るくなりました。


そして全ての植物に薬を撒き、芝も刈りました。



手入れをする事で明るくなり、庭がよみがえります。
建物と同様、庭も一生の付き合いになります。

植物も生き物なので
綺麗に保つ為には、人間と同じように栄養が必要だったり
成長を促すために新陳代謝を良くする必要があります。

涼しい季節になると、庭いじりも楽しくなりますね!!
今回のブログを通じて植物に親しんで頂けたら嬉しいです。

秋はおいしい果物の季節
皆様のご家庭では何かおいしい物を育てていらっしゃいますか?






2012年9月4日火曜日

SQUARE STEEL PLANTER

営業企画の”U”です。

先日渋谷のオフィスビルの中庭に特大のプランターを納めました。
金属素材によるモダンで重厚感のある仕上がりです。

今回のプランター製作では作業の工程が数回にわたったので
何度か検査で工場に足を運び製品のチェックをしています。

素材の性質上現場での修正が容易ではなく、又工場に持ち帰るのも
非常に大変なビッグサイズでしたので検査には非常に神経を使うこととなりました。


最初の工程は鋼材(スチール板)の切り出しから溶接による組立です。
土圧に十分耐えられる厚みとなっています。

溶接の後はコーナーを中心にしっかりと研磨します。

一台ずつ出来をチェックするのは時間のかかる作業でした。
因みにプランター底の高台はハンドリフトで移動できるように設計してあります。

次の工程は溶融亜鉛メッキ仕上げ、鋼材のサビや腐食を抑制する効果があります。

プランター内側の地下支柱用フックもつきました。

最終工程ではリン酸塩処理にて酸化させ、塗膜を作る事により更にサビ止め処理を
し、最後にウレタン塗装仕上げをしました。

モダンなビルの下の中庭という事で今回はダークグレーメタリック色で仕上げています。

サルスベリの植栽が入り現場も完成!

今年の夏は花はついていませんが、

来年の夏は中庭の象徴としての重厚感のあるプランターと
花が咲き乱れているサルスベリの樹木の組み合わせが楽しめそうです。




2012年8月16日木曜日

壁面緑化でCOOLDOWN!

営業企画部の”U”です。

今回は都市の壁面緑化についてです。

今夏も猛暑が続き、何とかして過しやすくならないか?
そんな事を考えている方も多いのではないでしょうか。

私たちランドスケープハウスでは都市空間と緑の調和を目指し、
人と緑のよりよい関係を創造するべく活動をしていますが、
そのような中で壁面緑化計画を用いて夏の暑さ対策は
これからも更に増えていくと考えています。

本来でしたら、大型の樹木で木陰を作る事ができればよいのですが、
都心などでは緑化スペースが十分確保できないケースも多く、
比較的狭い場所でも実現可能な壁面緑化は、
都市向けの緑化計画という事が言えるかもしれません。

ここは千駄ヶ谷の店舗の壁面です。
ワイヤーにアイビーをからませています。
















ここは駒沢の住宅展示場の壁面。
土壌をヤシの皮のマットで覆い、ステンレスのメッシュ等で固定し
切れ込みを入れ、植物を後から壁面に植え込んでいます。
根が十分広がる事が出来るので植物はより育ちます。






















ここは品川区。
壁面緑化用パーツ植物を一つずつ固定する方法をとっていますので、
植栽配置の自由度が高くなります。
(写真の事例はデッキ材でフレームを組んでいます)

















ここは杉並区の住宅。
ステンレスワイヤー等にはわせる方法をとっていますので、
直線的なシャープでモダンな演出が出来ます。



いずれの方法にも共通ですが、水やりは不可欠ですので、
自動給水の設備を入れておきたいところです。

それぞれの緑化方法にメリット・デメリットがありますが、
説明が長くなってしまうので今回は省きます。

夏の暑さ対策の断熱機能だけでなく、
見ているだけで潤いを感じる事ができ、
又道行く人を楽しませる事も出来る壁面緑化!

まだまだ可能性がある緑化方法です。

2012年8月2日木曜日

世界最大級の温室


今日は営業部のYです。
先日パリ〜ロンドンに行ってきた目的の一つ、
世界最大級の温室エデンプロジェクトの見学をしてきました。
イギリスコンウォール地方に2001年開業した植物の複合施設です。
詳細は下記にて参照下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/エデン・プロジェクト

ただデカい温室であれば、それほど気にならないのですが、
まるでSF映画の様な未来的なデザインを体感したく、
ロンドンから4〜5時間かけて訪問して来ました。

とてもインパクトの有る温室群
向かって左が東南アジア、南米、アフリカを中心とした亜熱帯の植物展示。
右が地中海、北米を中心とした展示となっています
まずは亜熱帯地方の温室から見学。
行った当時外気温が10度前後の寒い気候だった為、温室に入った瞬間むせ返る様な熱気と湿度が迎えてくれます。
カメラのレンズも曇ってしまいます。普段見慣れたスパティフィラムの大きい事
館内から見上げた景色。SF映画のワンシーンに入り込んだ様です。
普段僕らが室内緑化で使用する観葉植物が数多く管理されているのですが、全ての植物がとにかく
巨大な木に育っており、本来の姿に驚きと感動を感じます。
写真右手はオーガスタ。人と比較すると
その大きさに驚きます
展示方法も地域ごとにその風土を表現しており、非常に分かりやすく、かつ見た目にも楽しめる
ディスプレイになってます。(こういう所は真面目な日本人に作れない表現だと思います)
アフリカ
東南アジア
対して地中海〜北米エリアは20度前後の過ごしやすい気候に調整されています。
日本と緯度が近い事も有り、造園資材として見慣れた植物も多く、非常に馴染みやすいディスプレイです。
ブドウ畑のディスプレイ

オリーブとか
サボテン系

左右の温室の間に食事の取れるレストスペースが有り、インテリア、提供される食事、雰囲気全てがワクワク感を盛り上げてくれる仕掛けが施されています。
平日の昼間なのにこの混み様
ギフトショップ
今回体感して感じた事として、ただ珍しい植物を展示するだけでなく、建物、インテリアのデザイン等のハード面と、食事、ギフトショップ、見せ方といったソフト面両面が非常に良くデザインされており、人を楽しませ、引きつける魅力に溢れた施設でした。寒い平日なのに来場者も非常に多く、おそらくただ植物が好きでを見に来ただけではこんなに多くの人が集まらないのではないでしょうか?
過去にはオアシスが大きなライブをを行ったり、大きなイベントも絡めながら、独特なコミュニティが生まれている印象です。
ここ10年間位の間に日本で出来た美術館や動物園は展示以外の部分が非常に良く作り込まれている印象ですが、植物園に対して植物以外の要素をここ迄やりきった施設は見当たりません。植物園自体国や自治体の運営が基本の慈善事業が多いのは事実ですが、どうせやるなら本気で人が楽しめる施設を考える時期なのでは?と感じ得ずにはいられませんでした。
現在オリンピック中のロンドンからはかなり遠いですが、機会が有れば是非いってみて下さい。